手紙 [思ったこと、感じたこと]
Mへ
君がこんなところへ偶然行き当たって、読むことなんて絶対に有り得はしないだろうけど、今感じている気持ち、思っていることを綴っておきます。
あの日、君を傷付ける気持ちなんて、少しも持っていなかったよ
友人として思っているからこそ、考え方の1つとして、話を聞いて欲しかったな。
君は今、いろいろ辛い状況にあって、心が乱れているのも、分かってはいるつもり。
でもね、君の心の奥深くまでは、友人止まりの僕には到底理解出来ない。
僕の立ち入れる場所ではなかったからね。
人が物を考える時って、その本人以外には納得し得ないことって、必ず有ると思うんだ。
君にとって大切でないことも、捨ててしまっても気にならないことも
君以外の人にとっては大切なもの、つまらないものかもしれないけど、捨てられないものだって
きっと有ると、僕は思うんだ。
その取捨選択をするのは、最終的にはその人自身。
誰の所為にすることもなく、自分で決めるべきものだと、僕は思うんだけど違うかな?。
僕は君に何かを諭せるような人間じゃない。
でも、「あなたと私は所詮ものの考え方が違うのよ」って割り切って
1つ1つ、その都度切り捨ててしまって良いのかな?
すべてのこと、白黒その場で決めなきゃいけないことばかりなのかな?
悲しいけど、僕の声は今の君には届かないのでしょう。
そう遠くない未来、以前の様にお互いに笑って会えると嬉しいのだけど。
また、いつかね