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『フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年』展 / サントリー美術館にて [ART]

2018年01月28日(日曜日)
セーブルビスキュイ_01.JPG

 六本木ミッドタウンのサントリー美術館で開催されていた『フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年』展(https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2017_6/index.html)を最終日に観に行く。今回も一部写真撮影可能な作品があったのでパチリ[わーい(嬉しい顔)]


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北斎とジャポニスム展(東京国立西洋美術館) [ART]

2018年01月08日(月曜日=
北斎とジャポニスム_黒猫01.JPG

 国立西洋美術館で開催されている『北斎とジャポニスム』展にて、一部撮影可能な作品があったのでその一部をここに。そのほとんどはロートレックのポスターで、珍しいもの、目新しいものは何もないんだけど、そう思いつつも撮れるならばとついついパシャパシャ(苦笑)。




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『海からあがるヴィーナス』 / テオドール・シャセリオー [ART]

シャセリオー_venus.jpg
◆テオドール・シャセリオー / 『海からあがるヴィーナス』(1838) ルーヴル美術館蔵

淑やかで美しく、黄金の冠を頂くアフロディテについて詠おう。
海に取り巻かれたキプロスは、その尖った山並みも含めてすべてが、この女神に贈られた。
柔らかな泡に包まれて、この女神は、湿った風を吹くゼヒュロスの力で、絶えず騒めく海の波の上を運ばれて来た。

すると、黄金の輪を額に巻くホライ(季節の女神たち)が挨拶の言葉をかけながら女神をすくいあげ
不死の衣に包み込み、黄金色の美しい相応しくも巧みに編まれた花の輪、その不死の頭に載せ
高価な金と黄銅でつくられた花を、耳たぶの小さな穴に挿し、その柔らかな首と仄かに光る胸に、金の鎖をぶらさげた。
それは彼女たち自身が髪に黄金の輪を巻いて、神々の楽しい輪舞に出掛けるとき、あるいは父神(ゼウス)の住まいを訪ねる時身に飾ったものだった。

全てが終わると、ホライは、いまは彼女たちの装身具で飾られて光り輝くアフロディテを不死なる神々の許へと案内した。
神々は、女神を見ると、「ようこそ!」と叫び、右手を女神の方に差し出した。
誰もが、内心では、自分こそはこの女神を妻にして連れ帰りたいものだと考えながら、それほどに、菫の花輪を頭に載せた女神の登場は、神々の間に、驚きと感嘆を惹き起こしたのだった。

(ホメロス風アフロディテ賛歌 全集 美術の中の裸婦『神話・美の女神ヴィーナス』:集英社より引用)




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横浜美術館のロダン / 2013年コレクション展より [ART]

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 僅か2つばかり。それも、ロダンとしては小品の部類となるだろう、頭部のみの2作品の写真を。


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美術にぶるっ!@東京国立近代美術館 / 洋画篇 [ART]

藤田嗣治_5人の裸婦_1923_02.jpg

 東京国立近代美術館で開催された展覧会、『美術にぶるっ!』に展示されていた作品の内、近代日本洋画の作品の一部を写真で並べています。(※このページに掲載の作品写真は、必ずしも作品の正面から撮影したものではありません。左右の傾いた方向から撮影した場合、当然、その絵の見え方は実際の平面とでは差違が発生しています。その旨予めご了承下さい)


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美術にぶるっ!@東京国立近代美術館 / 彫刻篇 [ART]

2013年01月13日(日曜日)
柳原義達_犬の唄1961_01.jpg

 東京国立近代美術館の開館60周年記念特別展として開催されていた『美術にぶるっ! ベストセレクション日本近代美術の100年』の展示作品より、展覧会会場にて撮影して来た彫刻作品の写真を並べています。

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龍の自在置物 [ART]

2012年01月15日(日曜日)

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◆自在置物 『龍』(1713) / 明珍

 東京国立博物館の常設展新春企画、「天を翔る」を観に出掛ける。一番のお目当ては、明珍作の龍の自在置物。



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ルリカ [ART]

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 今年初めて出掛けた展覧会は、横浜ユーラシア文化館で行われていた「古代エジプト 青の秘宝ファイアンス」。普段は東京・三鷹の中近東文化センターにいる青カバちゃんのルリカが出張展示されている。勝手に8cmくらいのサイズ(※ウィリアム小サイズ程度)を想像していたのだけど、もう一回り大きかった。ルーヴル1号やウィリアムくんと較べると地味なもんかなと、あまり期待をしていなかったけど、実際に見るとやはり可愛い(笑)。レプリカは樹脂製なのに結構なお値段。ちゃんとファイアンス陶製のレプリカを作ってくれれば欲しいのに。
タグ:青いカバ

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千葉まで、江戸絵画鑑賞に。 [ART]

2011年01月16日
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 久しぶりに、電車で千葉まで出掛けた。この日の目的は、千葉市美術館http://www.ccma-net.jp/index.html)で開催されている「帰ってきた江戸絵画 ニューオリンズ“ギッター・コレクション展”」を観ること。


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 お目当ては、まず第一に伊藤若冲。そして、いつも同じ事ばかり繰り返し書いてすみません(^^ゞ、僕が大好きな江戸琳派の絵師・酒井抱一鈴木其一の作品も同時に展示されている。

 このコレクションのオーナーであるギッターさんはニューオリンズ在住の個人コレクターで、職業は眼科のお医者さま。とは云え、やはり同じ米国人で若冲や江戸絵画の一大コレクションで知られるジャック・プライスさんの様に親の代からの大富豪と云う分けではなく、28歳の頃、1963年から65年まで在日米軍の軍医として福岡に着任し、ごく普通の日本家屋に暮らして陶器などを買い揃えながら、次第に日本の文化芸術に親しむ様になっていったのだそうだ。専門は網膜のレーザー治療で、現在でこそこの分野では全米屈指の権威となられたそうだけど、治療で得た医師としての収入でこつこつと地道に集め続けていたら、いつの間にか、日本の美術専門家さえ唸らせる程の優良コレクションを形成するに至ったそうな。驚くほどの質量を誇るプライス・コレクションと比較してしまえば、さすがにやや小規模ではあるけれど、いやいや、見応えのある大変素晴らしい作品群だった。わざわざ千葉まで来た甲斐が有りました。数年前にアメリカ南部を襲った巨大ハリケーン・カトリーヌの被害を奇跡的に免れた日本の名画たち。本当に無事で良かった!。


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 せっかく千葉まで来たのだから、もう1軒、美術館をハシゴ。電車で千葉みなと駅まで移動して、今度は千葉県立美術館(http://www.chiba-muse.or.jp/ART/)へ。常設展示されている「浅井忠・フォンタネージとバルビゾン派」のコレクションを鑑賞。が、こちらは・・・少々地味だったかなぁ。館内は絵画も彫刻展示室も全て一切が写真撮影禁止。外部コレクションを借りての特別展が行われていたわけでもないので、これはちょっと残念だった。彫刻家・船越保武作の、いかにも船越らしい美しい顔立ちをした女性像があって、ポスト・カードも売っていないのだから、せめて写真に収められていたら嬉しかったのに。


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 美術館入り口に建つ銅像に、これは多くの浅井忠関連の作品や資料が見られるに違いない!と更なる期待を膨らませたのに、こちらもやや肩すかしを食らってしまった様な・・・。浅井は佐倉藩藩士・浅井常明の長男として江戸藩邸に生まれ、佐倉の地で育った千葉ゆかりの画家。ここに来れば、きっと色々と・・・と勝手に思い込んでしまっていたのだなぁ。

 それならば、ミュージアム・ショップに千葉県立美術館ならではの浅井忠の図録や研究書籍の類でもあれば・・・と期待したけれど、こちらもナシ[もうやだ~(悲しい顔)]

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 なかなか立派な美術館なれど、大きな展示室はがらんとしていて、作品も人影も共にまばら。僕が居た時間は、日曜日だと云うのに、指折り数えて両手で足りるほどの入場者数。果たして運営は大丈夫なんだろうか?と心配になってしまった。


タグ:美術館

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